「働きがいのある会社」というキーワードが就職や転職においても注目されるようになってきました。
多くの人が「うちの会社も働きがいのある会社になればいいな」と思っていると思います。では、働きがいのある会社になるには何が必要なのでしょうか?
この記事では3つの点に注目してお伝えします。
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「働きがいのある会社」というキーワードが就職や転職においても注目されるようになってきました。
多くの人が「うちの会社も働きがいのある会社になればいいな」と思っていると思います。では、働きがいのある会社になるには何が必要なのでしょうか?
この記事では3つの点に注目してお伝えします。
本記事の要約
カイラボの理念「働くすべての人が、働きがい・生きがいを感じられる社会の実現」。
その中の、”働きがい” や ”生きがい” は、とても大切なキーワードです。今回は、働きがいのある会社になるために必要な“3つのアップデート”について解説します。
この記事の内容は動画解説でより詳しくご覧いただけます。
カイラボが考える、アップデートが必要な3つの要素は以下です。
それぞれ、詳しく解説してきます。
会社の中では、様々な関係性が存在します。
たとえば
などが挙げられます。
しかし最近、この“関係性”の中身が少し変わってきた、と感じている方も多いのではないでしょうか。
関係性とは、時代の流れで変わるもので、特に「上司と部下」などの、いわゆる上下関係は、より”フラット”になってきている傾向にあります。
フラットになったことで得られるメリットとして、より意見交換が活発になる、といったことが挙げられます。
上司や経営陣が決めたことに対して反論が許されなかった時代と比べると、意見交換をしやすい環境になってきていると言えるでしょう。
ちなみに、上限関係が非常に厳しいと言われている「軍隊」においても、その関係性は非常にフラットになってきている傾向にあるようです。
ではなぜ、現代において、関係性がフラットになってきているのか?
考えられる理由として「情報が多い」ことが挙げられます。
昔に比べて、立場の強い上官や上司が、全ての情報を握ることが出来なくなった今、現場の人たちから情報を集める必要性が出てきたからです。
意見を集めるには、意見が言いやすい関係性や環境が重要になってきますから、必然とフラットな関係性を構築する必要がでてきたのです。
また、交換した意見を特定の人たちだけが握っていても仕方がないので、より情報開示をしていく仕組みが構築が必要です。
たとえば、細かい数字が掲載されている月次決算報告書や、会社の預金残高などの重要情報を、経営陣だけでなく、全社員に公開しているベンチャー企業などもあります。
「働き方改革」という言葉が定着していきている昨今、様々な新しい働き方のトピックが出てきています。
など。
たとえば、副業解禁について例を挙げると、カイラボが行っている早期離職者インタビューの中で、転職歳の条件として「副業をOKしていることが絶対条件」と答える人が、ここ数年多くなってきています。
もちろん、業種や職種によって、どこまで実現可能かは変わってきますので、全て取り入れた方がいいとは思いません。
ただ、”取り入れられない理由”を社員のみなさんに、ちゃんと説明をし納得してもらって働いてもらうことが大変重要です。
コミュニケーションには、3つの変化があると考えます。
です。
この3つの変化については、次の章で詳しく解説します。
先ほど、コミュニケーションには、3つの変化があるとお伝えしましたが、「メールとチャットの違いで見る変化」として「スピードと頻度」と「情報共有範囲」に分けて考えると分かりやすいでしょう。
メールに比べてチャットは流れていくので、スピード感があります。
チャットはメールとは違い、即レスが基本。
気にかけていないと、どんどん話題が流れていくため必然的にチェックをする回数が増えます。
その結果、連絡する頻度が高くなる傾向があります。
これは、コミュニケーション3つの変化のうち「スピードの変化」と「頻度の変化」に当てはまります。
チャットでは基本的に情報はオープンで、メールでのCC機能や、メーリングリストと違い設定不要なため、スピード感をもって情報共有が可能になります。
これは情報共有範囲の変化に当てはまります。
このように現在は、コミュニケーションにスピード感が求められています。
「スピード感の変化」に対応できていない会社は、申請書類などの処理が遅く、煩雑な傾向があり、結果、社員の不満の種を増やことになります。
「コミュニケーションのアップデートをするにはどうしたらよいか?」と悩んだときは、”スピードと頻度”と”情報共有範囲”を意識して取り組むとよいでしょう。
今回は、働きがいのある会社になるための3つのアップデートについて解説しました。
組織のあり方や、働く人のあり方も、時代に合わせて”変化(アップデート)”があり、会社側もしっかりと合わせていくことが必要です。
また、昔と比べて、アップデートするスピードは速くなっているように思います。
現在ある制度をどのようにアップデートしていくのか、今一度じっくり考えてみるのも良いかもしれません。