メンタルヘルスの事業の視察で千葉県銚子市に行ってきました。東京駅からバスで約2時間、朝早く出発したので少しうとうとし、目が覚めたらすぐに到着するくらいの距離です。でも、そこにあるのは日本であって日本でないような不思議な景色でした。
上の写真は銚子の名所のひとつである屛風ヶ浦ですが、土の色や、崖の間近に波打つ風景は日本ではなかなか見られないのではないかと思います。
風景だけでなく、波音で車の音や生活音の一切が遮られ、自分の立っている空間自体が日常生活とは切り離されたような気分になりました。視察に行ったメンバーも、不思議と言葉を交わすわけでもなく、しばらくの間無言で海を見つめながら立っていました。
ご案内いただいた方のご厚意で夕日が海に沈む瞬間にも立ちあえました。日の出を見たことはあるけど、海に沈む夕日って今までみたことなかったかも。
実は私はスピリチュアルとかパワースポットとか信じない方なのですが、あの風景と波の音、一度仕事用のスイッチをオフにして、普段考える余裕のないことを考えるには最適な場所だと思います。
今回はメンタルヘルスの研修を行う場所として、非日常が味わえる場所としての視察だったのですが、メンタルヘルスに限らず一般的な研修でも日常を離れることの意義はあると思います。
銚子に行ったおかげなのかどうかわかりませんが、美味しいお魚とお酒をいただいたあとの帰りの特急の中で、一緒に視察に行ったパートナー企業との新しい形での連携が決まりました。連携の中身自体はお互いがなんとなく考えていたことではあったのですが、今回の視察で得た着想で具体化ができたのかもしれません。
近いうちに、ちょっと変わった研修をやってみたいとか、メンタルヘルスの研修を他社とは違うオリジナルでやりたいと考えている方には、銚子という立地を活用した内容をご提案できるようになりそうです。
