「インターンシップ、大学4年生の21.8%が経験…視野が広がった」という記事を見つけました。

 

私は以前から「インターンするくらいなら、マックで4年間バイトしろ」という記事を書いているくらいで、インターンシップに対して懐疑的な部分もあります。

志が高く能力も優秀な学生が早くから企業中に入って働いたり、フルコミッションで企業の名刺を持ってほぼ社員と同じように働くという形のインターンシップなら社会を知るとか視野を広げるという意味での効果は大きいと思うのですが、2週間~3週間のインターンシップで「視野が広がった」とか言われても、むしろ「今までどんだけ視野が狭かったんだよ」と思ってしまいます。
某大手IT企業(就職人気ランキングならトップ10に入るくらいの会社です)の人事の知り合いも「職業体験ならキッザニアの方が優れている」と言っていたくらいです。

 

最近では「インターンしてないと就職に不利になる気がする」という理由でインターンをする学生もいるみたいなのですが、私には理解できません。
インターンを全面否定するつもりはありませんが、インターンがアルバイトよりも優れているとか、インターンが大学の授業よりも優れているという幻想は捨てた方がいい気がします。