synroundサーバ内-test環境

投稿者: 代表取締役 井上洋市朗

代表取締役 井上洋市朗

株式会社カイラボ代表取締役 「働くすべての人が生きがい、働きがいのある社会」を目指し、2012年に株式会社カイラボを設立。新卒入社3年以内に辞めた人への100人インタビューを行い「早期離職白書2013」を発行。自身も新卒入社の会社を2年弱で退職した経験を持つ。 現在は早期離職母防止コンサルティングや企業研修、講演、高校生向けキャリア教育などを行っている。

上司・先輩に求められる「神スペック

企業が新入社員に求める要件の水準が高すぎることを「神スペック」といって揶揄されていますが、実は新入社員を含む若手社員が上司や先輩に求めているものも同じように「神スペック」なのではないでしょうか。

私が早期離職者100人に行ったインタビューでは、退職を考えるようなきっかけとして「上司との関係」を挙げる方は非常に多かったです。
また、これは私自身も経験があるのですが、一度会社や上司に対して不信感を抱き始めると、今までは気になっていなかったようなことに対しても「この会社はおかしい」とか「あの上司は人間としてダメな人だ」などと感じるようになってしまいます。仲の良かった友人や恋人が、ふとしたきっかけで「顔も見るのも嫌」となってしまうのと同じようなものでしょう。

会社員とフリーランスはどっちが楽?

打ち合わせ中に「ひきこもりなどの人を企業に適応させようとする動きと、企業で働く以外のフリーランスの形で自立させようとする動きの2つがある」という話をしたら、出席者の一人から「会社員もダメなのにフリーランスなんてもっと難しい」という発言がありました。

さて、本当にそうなんでしょうか?

夢を語る系研修のあやうさ

夢を語るのは良いことなのか?

「夢に日付を」は某居酒屋チェーンの創業者の有名な言葉ですが、それ以外にも「子どもが夢を持てる社会を」とか「若者はもっと夢を語ろう」という主張の方は少なくありません。
最近では朝礼で夢や目標を発表する取り組みや、組織のメンバーが集まって過去を振り返りながらこれから取り組みたいことを語り合うダイアログといわれる取組みもあります。